IE9ピン留め

突きバカ日誌に一本化

ずいぶん長い間更新していないこのブログですが、もう一つのブログ「突きバカ日誌」に一本化します。
http://ameblo.jp/2deep-mina/
興味のある方はご覧ください。
よろしくお願いします。

# by 2deep-mina | 2010-04-10 21:21 | スピアフィッシング

衝撃のスピアフィッシングデビュー:フリーダイバー 野口 智弘

今回はプール練習で知り合ったフリーダイバーの野口君と大島に行ってきました。
フリーダイビングとスピアフィッシングは息を止めて潜るという共通点がある。
ぜひスピアフィッシングの魅力を知ってもらおうと思いお誘いしました。

彼は水深45m、静止状態での行き止めは5分を越す能力を持っている。
おまけにほぼ毎日プールでトレーニングしているアスリート。
僕が普段行っている水深15~20mでのスピアフィッシングなぞ、余裕でこなしてしまうだろうと思っていました。
海遊びでの経験もかなりあるので問題なかろうと思い、デビューにふさわしい島でも指折りのアツいポイントに入ることにしました。

以下、野口君の衝撃デビューレポートです。
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 先日、スピアフィッシングをやりに大島に行ってきた。
スピアフィッシングはヨーロッパではけっこう人気スポーツ。
教えてくれるのは日本の第一人者の
皆川さん。魚が取れるか楽しみ。


大島に着いてすぐ西側のポイントで潜る
ことになった。漁協でおおきな氷を買い、ポカリも買い
準備万端と思いきや小さなボートを出したりアンカーロープ
をセットしたりでなかなか海に入らない。
ただ潜るだけなのにすごい装備だなとこの時は思ったがこの装備
がなかったら・・・。


皆川さんがボートの用意をしている間に先に海に入る、
ちょっと泳ぐと水深5Mくらいの所にシマシマ模様の魚、
磯の王者イシダイがいるではありませんか!
シャー と潜りながら
キリキリ とスピアを引き絞り
シュパ と放つと見事に命中、ビギナーズラック?
魚を引き上げ喜び勇んで皆川さんの所まで泳いで行き
「いきなりイシダイとっちゃいました」
と魚を見せると、一瞬の間を置いてから
「これタカノハダイ、あまり味が・・・」
と、なにぃー!恐るべきイシダイ擬態タカノハダイ・・・
って後で本物のイシダイを見たけど全く別物だった。
まず魚を覚えなければならないな。


皆川さんと合流して沖の方に泳いでいく。
一生懸命フィンでキックするがあまり進まない、
インドア派フリーダイバーの僕はプールでは進んで
いるように思っていたが自然のなかではこれしか
進んでいないんだなぁ、むしろさっきからけってもけっても
隣にある岩が同じ位置・・・めちゃめちゃ海、流れてますやん!
この流れはヤバいと思い皆川さんの方を見ると、
スゥィーと潜っていき上がってくるとスピアには魚が。
この状況で潜れるなんて。


重装備ボートからアンカーをうってボートにつかまると
改めてすごい流れが身をうつ、その中を平気で潜るのを
繰り返す。知っていたけれどもただ者ではない。
潜っている時間を時計で見ていたが長い!
これがスピアフィッシャーか。昨今の大相撲が
外国人力士に席巻されているが、スピアフィッシャー
がフリーダイビングをはじめたら同じ状況になるのか?


激流のなか、5時間ほど戦い抜きなんとか陸にあがった。
僕はタカノハダイ1匹、皆川さんはごっそり。
ずっと泳ぎ続けたので陸にあがっても疲労困ぱい、
フラフラする。まだハードスピアフィッシングトリップ初日。

皆川さんが言った
「よかったらもう一か所行く?」
と、やはり知っていたけれどもただ者では・・・。
泳ぎすぎて足首痛いし、耳抜きもうまくできない、
そんなぼくの口から言葉がもれた
「是非!」
すでに魅力にハマっていた。


野口 智弘

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僕はNoという返事を期待して
「よかったらもう一か所行く?」
と聞いたのですが、
ケロっと「是非!」と言われてしまいました。
人と行くとこういう状況でレベルアップするんだよな、と思い「行こう!」と応えました。
その後は僕もフラフラになりました。あれはやりすぎでした。

フリーダイバーの彼からは多いに学ぶことがあり、僕にとっても貴重な体験になりました。

# by 2deep-mina | 2008-08-30 18:17 | スピアフィッシング

プロジェクト<突きバカを撮れ!>〜大島苦闘編〜 Text: 青木亮くん

3/15、16
映像作家の青木亮くん(以下リョウくん)をゲストに迎え、伊豆大島に行ってきました。映像は撮ってもらってるけど一応ゲスト待遇です。

簡単にリョウ君の紹介をさせて頂きます。
2006年末、友人のパーティーで出会って「僕コルシカ行って潜って魚突く」と話したら「じゃ、オレ映像撮るわ」という。3ヶ月後にコルシカ島で合流、この時点で会うのは3回目。妙に息が合って(僕はそう思っている)コルシカ滞在中ずっと2週間近く寝食をともにした仲。ちゃんと水中の映像も撮ってくれました。

リョウ君は今注目の若手ドキュメンタリー映画監督で、代表作は以下二つの作品。
「二重被爆」HP
http://www.geocities.jp/takiseeds/

「多摩ニュータウンわたしの街」HP
http://www.tama-newtown-film.com/index.php

最新作「多摩ニュータウンわたしの街」はまだ見ていませんが、「二重被爆」を見たときの衝撃は忘れられません。僕の文章力では表現できませんが、モチーフを超えた「なにか」を映像に捉えている素晴らしい映像作品です。

今回は、映像作家青木亮から見たミナガワの魚突きのリポートです。
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3月中旬、ようやく仕事が落ち着いた隙をついて皆川君と「突き」に行くことになった。
行く先は大島。
以前にも一度彼と訪れている。
実は去年から「スピアフィッシングの撮影をして欲しい」という訴えを受けて、時々カメラマンとしてくっついて行ってるのだ。

今回は小型のHDVカメラをヘッドセットのように皆川君が装着し、主観を撮る。
それを脇で僕が撮る、という二重構造になるはずだった。
それが大きな目的だった。
「だった」というからには失敗したわけだ。

なぜなら、メインのPanasonicカメラがいきなり水没。
何も撮らないうちからオシャカにしてしまった。
恐らく、陸上撮影時のワイコン装着用のアダプターリングを外し忘れていたため、通常よりもハウジングにテンションがかかり微妙な隙間が空いてしまったのだろう、という想像だが、定かではない。
他に理由が見つからないので、消去法でそれが原因らしいということになった。

ごめんね皆川君。
保険きかなかったら請求してね。

ということで、今回撮影分は全てチビカメによるものとなった。
専用のワイコンが無いので、手ぶれと画角の確保に注意しなければならない。
小さすぎるのでこれは大変な撮影だった。

水中でのカメラ操作はなかなか難しいもので、まず第一に水中での動きが自由に出来なければいけない。
そして、魚を突く瞬間に皆川君の側にいなければならない。
まだ潜り始めて4〜5回目の僕にはぶっちゃけ無理だ。
まず息が持たない。
そしてどうもウェットスーツが苦手だ。
上手く動けない。
ということをグダグダ言っていても仕方がないので、徐々に訓練してようやく十数メートルの深さまで付き合えるようになった。

しかし「突きバカ」はそれで終わらない。
20メートルくらい平気で潜る。
夢中になるとカメラが追いついてきていないことも忘れる。
日が暮れ始めても上がってこない。

潮にずいぶん流されて、ようやく僕が上がったのが夕方5時頃。
漁協の人々と警察が待ち構えていた。
第一に「密猟」疑惑。
第二に「遭難」の心配だそうです。
中学時代に酔っぱらって補導されたとき以来の職質を受けてしまいました。
彼らはいつまでも上がってこない皆川君にしびれを切らせ、拡声器で「皆川さん、危ないですから早く上がってきて下さい」と呼びかけを始めた。
が、本人には聞こえていなかったらしい。
6時過ぎまで上がってこなかった。

漁協の人や警察から地味にお叱りを受け、皆川君はさも不満そうだった。
「日が暮れて潜ってはいけないという条例はない」とか、「ここ貝なんかいないし捕らないよ」とか、「暇過ぎるよあの人たち」とかぶつぶつ言いながら帰路についた。
しかし、仲良くしておかなければいけない。
拒絶されたらスピアフィッシングを取り巻く状況は厳しくなるばかり。
下手に出なければならない理由が分からないが、わからなくてもそうした方がいいならそうすべきだ。
正論で正すと逆効果になることは多々ある。

条例等で手銛すら禁止にしている県は、なぜそうするに至ったのか。
その辺のことを調べてみたいなと思った大島行であった。

Text:青木亮
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皆川です。
あの時はリョウ君に不満をぶつくさ漏らしてしまいましたが、
今思うと、漁協、警察の方々を心配させたのも、密漁と疑われたのも、状況からして妥当。
良かったことは、きちんと説明して僕のスピアフィッシングが「悪いことをしていない」事を一応理解してもらえたことです。
これは毎年スピアフィッシング大会を開いてくれているJSAが地元の信頼関係を築いてくれているおかげでもあるのです。感謝。
JSA: Japan Spearfishing Association
http://www.spearfishing.jp/

機会があれば僕が一番伝えたいことは、
この季節に3時間以上も好んで海に潜り、そのような状況のために日々身体の鍛錬、道具準備、情報収集、様々な研究をし、万全を期して海に入り、安全に素潜りとスピアフィッシングを楽しんでいる人がいる、という事実です。

で、今回魚はとれたのかというと、非常にシブかった。
40cm弱のイシダイとイシガキダイ、ブダイ小さいの2匹、メジナ30cmちょい。
二日目はなんとボーズ。
金曜まで忙しかったせいか、息も苦しかった。
初投入のチビカメもフォーカスに問題があり、満足な映像も取れず。
課題ばかりが印象に残る大島でした。
でも、海はいつもと同じく最高に楽しい。

# by 2deep-mina | 2008-04-02 03:47

第1回:飯田さんと 2008年2月

極寒の季節に一緒に海に行く人の存在はとても貴重です。
そしてその貴重な人、飯田さんに出会えたのが、2007年のJapan cupでの事でした。
※Japan cup:伊豆大島で毎年開かれている、JSA(Japan Spearfising Association)主催のスピアフィッシング大会

飯田さんとはアメリカの海とスピアフィッシングの話で、
一回り以上の年の差を超えてすぐに仲良くなりました。

記念すべきこの第1回のブログの記事執筆も快諾して頂き、
男二人、寒中の伊豆大島へと渡ったのでした。

リポート by イイダさんーーーーーーーーーーーーーーーーーー

先日、Spear Fisherの皆川佳昭氏と大島を訪問した。
 私にとって大島は昨年秋のSpear FishingのJapan Cup以来2度目。近場を中心に潜る私にとっては立派な遠征だが、ときに毎週のように渡島する皆川氏にとってはさして特別な感じはなさそうだった。一見寡黙で温厚そうな皆川氏だがSpear Fishingに対しては類を見ないほど情熱的だ。そんな彼とは、季節に関係なく潜る点で息が合っ
た。むしろ人が少ない冬場が好きな私は冬場の魚突きの提案に二つ返事でのった。JPN CUP以降の約束になっていたが、今回晴れてその約束を果たすことができた。
 渡島した2月9日は雪の予報だった。が、気温こそ低いものの島に渡ると天気は意外なほど安定しており、特に島の西側は影になって穏やかな海況だった。驚いたことに久しぶりに都心に大雪が降った前の週も彼は単身大島に渡ろうとしていたそうだ。(視界不良のため船が引き返したため渡島できなかったそうだ)。年が一回り若いだけでは説明がつかない情熱だ。
 前回のJPN CUPの際も彼とは同じPointに潜り、そのときに潜る様子を見ていたが、実に落ち着いたものだった。自然体で15m以深に潜っていく様は安心してみていられる。かつてAPNEAで深度記録にも挑んだ事があるそうだが、合点がいく。
 寒さ対策に潜水前にコーヒーと水をしっかり取り、「もよおす」ことで寒さに耐えるというSCUBAでの常套手段を彼は好まない。コーヒー自体はかなり好きなようだが、カフェインによる代謝の活性化が潜水時間に影響するから潜水前はコーヒーを飲まないそうだ。潜水前に食事も取らないようだが消化による潜水時間への影響を考慮してのことだろう。「潜る」ということに対し本当にひたむきさを感じさせられる。
 現地で待ち合わせた奥村氏とPointへ。海況は非常によく、大潮直後だが流れは然程きつくない。何より思いのほか水温が高く(水面で16度)、更に透明度も20mはくだらないほど。潜った西岸は干潮の直後だったがまだゆっくりと潮が南に動いていた。少し沖に出ている根に潜ると根付きの魚が冬場の割には群れていた。そこに優雅に泳いできたウミガメが「島」を感じさせてくれた。12m付近で一瞬顔を見せたイシダイ、イシガキダイはその後姿を見せず、私は殆どFun Divingの領域だった。が、彼は積極的に25m迄潜り、アカハタを数匹突いてきた。
 暫く別々に潜りエキジット後に彼の獲物を見せられ驚かされた。60cm以上のこげ茶色の鯛ともイシダイともつかない魚が横たわっていた。後に判明したがヒゲダイ(ヒゲソリダイ)だ。種の割には大きいと思われる。
翌日も潜る予定だったので冷凍を薦められたが、すぐに食べてみることに。
美味い。
めったに箸をつけないという地元の方々も含め皆、箸がなかなか止まらない。イサキの仲間で、取った直後にもかかわらず甘味というか旨味があり、しっかりとした歯応えがたまらない。
彼のその日の成果はこのヒゲダイ、アカハタ、ブダイ。ちなみに私はボーズ。
夜は魚突き談義に花が咲いた。ただ長く潜っているだけの私のような人間の話にも耳を傾ける真摯な姿勢は今後どんな「魚突き」になるか楽しみだ。酒も翌日を考慮し程ほどに。全てが魚突き第一優先で、それが嫌味にならないところがわくわくさせてくれる。
 翌日は朝から晴れ、絶好のDiving日和。昨日に引き続き奥村氏と更にもう一名、地元の名士と潜らせていただくことに。幾つかの魚付きの道具を発案したといわれる佐藤氏だ。
昔の多くのProfessional Diverがそうであるように、DivewaysのTrystarにパラライザーと、シンプルないでたちで登場。この方も自然体ですっと潜っていきブダイやアカハタをとって来た。
私は昨日のリベンジとばかりにイシダイやイシガキダイを狙うも、メジナ、ブダイどまり。皆川氏は相変わらず、深度を深く取りアカハタやブダイ、メジナを突いてきた。この時期のメジナ、アカハタは絶品。特にアカハタ。しめた翌日の刺身と煮付けは病みつきになる。
私のとったメジナが僅かに(1cm程度か?)大きかったことがちょっとだけ私をいい気分にさせてくれた。私が突けなかったイシダイを私が帰った翌日に突いたと聞き、素直に喜べた。
 今後も機会がある限り一緒に潜っていきたいが、それだけでなく今後のActiveな魚突きや各地の大会での活躍など、大いに楽しみだ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーby Takuro Iida 2008.2

ミナガワ:写真はヒゲダイ 63cm/5~7kgくらい(重量は未計測、地元の人の勘)
初めて見て初めて突きました。

# by 2deep-mina | 2008-03-07 22:22

はじめまして:スピアフィッシャー ミナガワです。

はじめまして、スピアフィッシャーのミナガワです。
海で潜ること、海の中で魚を追う事をこよなく愛しています。

聞き慣れない単語だと思いますが、
スピアフィッシャー(Spearfisher)とは
スピアフィッシング(魚突き)をする人の事です。
日本語だと釣り人に対して、「突き人」と呼べばよいのでしょうか。

スピアフィッシング(魚突き)とは、
素潜り(ボンベ、スクーバなどを「使わない」)息こらえで海に潜り、モリや水中銃などで魚を突くことをいいます。
通常、マスク、スノーケル、ウェットスーツ、フィンを着用します。

このスピアフィッシング、日本での認知度は低いのですが、
海外ではアウトドアスポーツとして親しまれ、競技として国際大会が開かれるほどです。日本でよく釣り大会が開かれるのと同じような感覚です。

私はスピアフィッシングを始めて10年になります。
昨年2007年から競技としてこれを究めたいと思い立ち、
世界チャンピオンを目指して日々心身頭のトレーニングに励んでいます。

海外で自分達の活動をアピールするため、2deepというチームを立ち上げ、
アメリカ、フランス、計3大会に出場しました:
http://www.2deep.jp/
スピアフィッシング自体の情報などはこちらのサイト上で提供していく予定です。

このブログは、私ミナガワのスピアフィッシングの様子を、
同行して頂いたゲストに書いて頂くという趣旨のコンテンツです。

どうぞお楽しみください。

# by 2deep-mina | 2008-03-07 22:03

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